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翼の設計図と私の道

V6に魅了された女のブログ

ヒメアノ〜ル感想☆ネタバレあり


道を歩いてる時、なにか作業をしている時。

ふと、森田の表情が蘇ってきます。

そして、「また観たい!」と思うんです。

ということで、

ネタバレあり

の感想を書きたいと思います〜♪


今思えば、最初の窓拭きのシーンが「日常」を象徴しているような気がしている。

何気ない作業。

恋人と愛を誓い合う瞬間。

その裏側には「狂気」が潜んでいる。

そう強く思わせる演出だった。

そして、1番恐ろしく感じたシーンは「森田が和ぐっちゃんを殺している時に 、岡田くんはエッチをしている」ところ。

和ぐっちゃんが森田くんに会いに行った時点で「あぁ、遂に和ぐっちゃんが殺される...」と呑気に思ってたんですけど、実際はそんなに甘くなくて。(原作読んでた)

鉄パイプで殴ったはいいものの、久美子さんがビニール紐を取り出せず。

やはり、人間は、緊張すると思い通りに動けないものなんだ。

森田が懸命に手を伸ばして取ったのはカッターで。

自分が殺されるのはゴメンだけど、俺はお前を殺すよ。

とでも言うように、森田は和ぐっちゃんの首にそれを刺した。

私は、人が首を刺されて死ぬところなんて見たことないですが、多分、ああなるのかなと。

首から血を吹き出しながら、痙攣をする姿は
観ていて、本当に怖かった。

人を殺すという行為は、
こんなにも残虐なのかと感じた。

観終わってしばらくは、和ぐっちゃんの首から血が噴き出すシーンが脳裏から離れなかった。

そして、和ぐっちゃんの次は久美子さん。

このシーンもだいぶ精神的にキツかった。

鉄パイプで殴る森田と
失禁をしてしまう久美子さんのところ。

一言で言えば、本当に酷かった。(褒めてる)

シミが出来る様子が妙にリアルで、恐怖心を掻き立てられた。

他にも、イジメのシーン。

レイプシーン。

最後のシーン。

語りたいことはたくさんありますが、本当に限りがないので、今回はこの二つだけ書きました。


この映画を観てから、私は自分の語彙力のなさを悔やんだ。

こんなにも、面白くて、残酷で、悲しくて、すばらしいのに。

私には上手く表現出来ない。

だけど、なんとか残しておきたくて、この記事を書きました。




この間、ふっと感じたことがあって。


捕食者は誰かの被食者なのかなぁ、と。

散歩してたら、急に、頭の中に浮かんできて。

高校の時、イジメられていた森田くんは、被食者だったけど、結果としては捕食者となった。

今まで被食者だったものが捕食者になるというのは、大変恐ろしいものだと思うのですよ。

だって、喰われることの苦しみと悲しみを知っている訳ですから。

知っているにも関わらず、人を喰うという行為をしている。

その意味を考えると怖くないですか?

うまく表現できませんが、私はそれを考えたのが昼間の散歩中でしたが、家に帰りたくなりましたよ。



他のVファンの方の感想をみていると

「森田はイジメが原因で殺人をするようになってしまったのか。」

とよく書いてあるので私も書きたいと思います。



私は決して、そうではないと考えます。

原作を読んでるからそう思うのかも知れませんが。

森田には殺人鬼としての素質があった。

それが、河田を殺すことで開花した。


でも、それは、森田だけが特別なのではなくて。

誰にでも起こりうるものなのだと思います。

皆、ほんの少しは殺人鬼としての素質があって、

どのような原因でそれが芽生えるか分からない。

ある人は虫を殺した時。

ある人は親を殴った時。

魚を捌くことで眠っていた素質が芽生えるかもしれない。

馬鹿らしいと思うかも知れませんが、

皆、殺人鬼になってしまう危険性を秘めている。

いつ、自分が「捕食者」になるか分からない。

私はそう感じました。



結局、何が言いたいのかよく分からなくなってきたので、ここで一旦やめます。



あと、最後に。

最後のあのシーンで森田は私の中で、

完全な悪ではなくなった。

だからこそ、私は悔しかった。

少年であった森田を何があんなにも変えてしまったのか。

答えの出ない自問自答を繰り返すことになったから。


最後の最後まで

クズで

最低で

「悪」でいて欲しかった。

完全な悪でいてくれたら

彼のあの背中に涙する事はなかっただろうから。

あの横顔に憂いを感じることもなかっただろうから。



憎めない奴

そうは言えないけれど。

森田は、悪ではなかった。

それだけで、救われた気がする。